伊勢志摩地方はきょうも いい天気
11月03日に新宇治橋の渡始式が挙行された
昨日6日 妻も休みとあって 二人で神宮にお参りする
3日まで使われてきた仮橋の上から新宇治橋をのぞむ
宇治橋全体を見られる絶好のポイントだ
仮橋と新宇治橋が並んでいる姿
緩やかにアーチを描き 堂々たる威風
全長101.8メートル
幅 8.4メートル
木造橋としては日本最大級
まだ遠く離れていてもヒノキの香りがただよう
五十鈴川の水面を渡る風と共に一帯をつつむ
訪れる人 口々に「ああ~いいかおり」
五十鈴川上流部に設けられた 木除杭
水かさが増し上流からの流木などで橋脚が壊されるのを防ぐ
木の接合部分にはめられた 金具
妻は初めてという 別宮
「風日祈宮」=(かざひのみや)をおまいりする
別宮とは神宮と同格扱いされるほど位の高い神社
いわば御正宮の弟妹
五十鈴川に橋がかかり
苔むした鳥居や橋は 威厳を放つ
風を「神の息」と考えてきたらしい
鎌倉時代 元寇があった
元(モンゴル帝国)が当時の属国高麗(朝鮮国)を使い
日本を2度にわたり攻撃してきた
ここ 風日祈宮で祈祷が行われ 「神風」が起きた
元 高麗連合軍に壊滅的打撃を与えたとある
それ以来「国難を救う神」として崇められる様になった
もう一つの別宮 荒祭宮=(あらまつりのみや)へむかう
巨木に出合い 思わず手で触れる
参拝の人も思いは同じなのか 手で触れた部分だけ光沢が出ている
荒祭宮への道すがら
御倉が集まるところがある
神楽殿の手前一帯だ
「御稲御倉」
国の礎は「稲」とされ 稲穂が納められる倉
「荒祭宮」 あらまつりのみや
神のおだやかな魂を「和御魂」=にぎみたま
参拝も終え 帰路につく
おはらい町もおかげ横丁を過ぎたあたりから人通りも少なくなる
整備された庭になごむ
川を眺めていると
かもとあひるが♪♪~
仲良く泳いでおりました
水の流れも美しく
餌を探して泳ぐ彼らに 心安らぐひとときだった
神宮参拝もすこし通常のコースから離れると
あらたな発見があったり
こんな処に こんなものがと 気づきます
時間をかけて神宮125社巡りでもしてみるか