スーパーで魚の端切れが売られていた
トンボシビだがビンナガマグロとも言われる マグロの一種
本マグロほど色は赤くない
身は柔らかくもっちりとした食感だ
買ってきたのは刺し身に引いたあとの切れ端
1パック¥250だった
夕食用には角切りにし 小さなコンロで炙りながら食べた
あと半分は昆布締めにした
白身魚をよくつかう 鯛 ヒラメ タラなどだが
食べきれなかった刺し身を昆布締めにして
刺し身と違う味を楽しむ
鍋用のだし昆布を酒で戻し やわらかくする
昆布を広げ トンボの切り身を乗せていく
切り身の上にまた昆布を広げ重ねていく
ラップで包み1日以上冷蔵庫で保存する
昆布のミネラルが材料に染み込み 更にもっちりとした食感になる
食べるのが楽しみだ
松前漬け
わが家ではいつも「がごめ昆布」の刻みを買い置きしている
材料は がごめ昆布 ニンジンの千切り スルメの刻みを塩麹につけたもの
ごま 一味 めんつゆ
ニンジンは けん突き機で突いておく
刺し身の剣(ケン)と褄(ツマ)のちがい
刺身に添えられる細切りした大根やニンジン ミョウガやウドなどはケン
刺し身の消毒の意味もある
海藻や飾り野菜などはツマと言う
主役=刺し身に寄り添い 主役を支え引き立てる役目の物
だから褄 ツマという
がごめ昆布を水かぬるま湯で洗うとネバリが出てくる
わが家ではめんつゆは「創味のつゆ」と決めている
どんな料理にも使えて味が良い
蕎麦屋やうどんやでも厨房に これがおいてあるのをよく見る
本来は業務用 プロ調理人用として販売されていたものを一般販売するようになった
スルメを細切りし 塩麹に一月ほど漬け込んでおいたもの
あの硬いスルメがおどろくほど柔らかくなる
そのまま酒のつまにでもうまい
ニンジンは軽く塩をして水分が出てきたら絞る
がごめ昆布の戻したもの ニンジンスルメ ごま 好みで一味唐辛子
よく混ぜるとネバリが出てきて泡ぶく感じになる
半日以上寝かせればうまい松前漬けの完成となる