2010年10月21日木曜日

いただきます

10月21日

きょうのお昼ごはんである
先日「土鍋でシチュー」の残りとご飯を冷凍してあった
炊飯ジャーにはご飯がないし
ラーメンにするか悩んでおった

連日麺類も飽きてきたし
もう少し冷凍庫を探す ありましたがな~
シチューの残りと 冷凍めし
レンジでチンしていただきます





ところで食べながら考えた 英語で「いただきます」はどういうか
そういえばそんなこと聞いた覚えがない
Googleの翻訳で試してみるが Willとしか出てこん
Yahooでは Let's Eat になる
外国映画でも食事の際神に感謝の言葉と アーメンだけ

どうやら日本人だけかな?
「いただきます」はどこからきたのか

いただきます
人間が生命を維持していくには食べるということを必要とする
子供の頃なぜ いただきますと言うのか親に聞いた
コメや野菜や肉 材料をを作ってくれるひと
それらを運んでくれる人 調理してくれる人に
感謝をこめていただきますというと教わる

またこれら食材の命を断って
「あなたの命を 私の命にさせていただきます」からくるとも言う
宗教的 民族的な成り立ちからも習慣に大きな差が出る

一神教と多神教
諸外国の宗教は一神教であることが多い
日本は八百万の神である
世界の宗教人口
異国の神は「吾を信じよ さすれば 癒しを与えん」
神との契約がついてまわる 旧約 新約の約は 契約の約だ
キリスト教では神との契約で「人間」が神の次の位に位置し
人間以外の全ての生命の与奪権を貰ったらしい
そやで その権利を貰った神に対して感謝をするらしい
だから いただきますなんて言わんのやな 


かたや日本人はすべての物や現象に「神が宿る」と信じ
それらに畏敬の念をいだき 大切にしてきた
神への供物を両手で持って頭の上に(頂き 戴き)捧げ持ちお供えする
いただきはてっぺん 頂点をさすともとれる 神との一体感の共有かな
神への捧げ物のあと 皆でこれらをわけてたべる
神道でいう「直会」か



仏教が伝来しても神仏をうまく習合させ独自の倫理観を形成してきた
なんやら難しなってきたが 食材の命への感謝は日本だけかな
きょうはここらで「ごちそうさま」でした

つづく  かもしれん

Picasa 3.8 日本語版がリリースされた