2013年11月9日土曜日

粉豆腐の煮物と葉唐辛子の佃煮 powder tofu



粉豆腐の煮物


数日前 和歌山県高野山の旅番組で

その土地の有名料理の紹介があったが


弘法大師空海が嵯峨天皇から下賜され開いた  空中仏教都市

仏教に縁のある精進料理には奥深いものがある



なかでも 「高野豆腐」  その端や崩れたものを粉にし 最後までいただく

粉豆腐だ 

通販でも手に入るが 

高野豆腐をフードプロセッサやミキサーで砕いても良い

高野豆腐を手でできるだけ小さくし



フードプロセッサにかける





有り合わせの冷蔵庫の材料で粉豆腐の煮込みを作る

ニンジン ゴボウ 油揚げ ネギ しいたけなど



じっくり炒めあわせ 砂糖 だし汁で煮込み

汁気がなくなれば完成



豆腐の「おから」煮込みのようだが

凝縮した大豆蛋白を そのままいただける

ワシは料理に「中華鍋」をよくつかう

炒める 煮る 揚げる 焼く 蒸す 燻すなど

これひとつで料理ができてしまう

中国四千年の歴史でただひとつの傑作発明品だろう






葉唐辛子の佃煮



季節の終わり 

ししとうが今年もたくさんの実をもたらしてくれた

そうとうな辛さがあるので 実は半割にし

種はきれいにとる

葉っぱを主につかうことにする


葉と実をごま油で炒める

砂糖とだし汁を入れ煮る

たまり醤油を加えて 汁がなくなるまで煮こむ


煮汁が泡吹き 材料にからむ

そのまま冷えるまで待ち 味を入れる





2013年11月8日金曜日

偽装・誤表示を使い分けるマスコミの悪辣さ  Sly mass media





第四の権力者としてのマスコミ

立法 行政 司法にならぶ第四の権力として「マスコミ」が取り沙汰されて久しい

今回の騒動 有名ホテル レストラン 百貨店などの食品偽装 作為的誤表示

彼らが「付加価値」や「収益」を操作して偽装 表示に至ったことは今更の感がある



昔から 飲食店 旅館 ホテル業界には 

調理人と食品納入業者との間に「癒着」構造があり

店のオーナー側には値のいい高級品を仕入れたようによそおい

実際は下級品をしいれ 

その差額を「調理人が袖の下として頂戴する」構造がある

オーナー 経営者は蚊帳の外だ

最近はオーナーシェフが増え そのような「詐欺」も少なくなってきているようだが

そんな歴史もあった業界だ



「謝罪会見」をしている場面がテレビで放映されている

弱小企業には「偽装」

超有名企業には「誤表記」と 平然と使い分ける新聞記者やテレビ

「力関係」で強いものには逆らわず 弱いものには容赦無いバッシングを見かける

またまた 楽天の優勝セールにはびこる悪徳業者も取り沙汰されている

消費者に目を向けた「まともな仕事」をしてもらいたいものだ






謝罪会見で経営者 代表者に「鬼の首を取ったような」口調で

「どう責任を取るのか 」

責任の所在は? 社長辞めないんですか?

人事権もないくせに横柄な口を叩くマスゴミ

アンタ 何者やねん!!

アンタこそ そんなこと言うて どう責任を取るの?




メディアリテラシー 

送る側も 受けとる側も識別 評価能力が問われる












2013年11月5日火曜日

まるごとタマネギのポトフ 土鍋を使う  Pot-au-feu by Clay pot

本日はポトフ



材料は タマネギ ニンジン ダイコン ジャガイモ キャベツ 鶏肉 ソーセージなどなど

じっくり煮込んで いただきます

妻が出勤前に「ポトフ」もええねえ~ と のたまう


おやじは その命に従い 用意した

トロトロとじっくり煮込むことにします

土鍋は便利 


タマネギはまるごと使いました

素材そのままのうまさを引き出す

偽装も誤記もありえません

ヘタに外食などするから つまらない思いをするのだと思います

「ひとくちめに インパクトの有る味は 長続きしません」

その時点では「うまい」と感じるのは 味が濃すぎるからです


なんだこれは なんだこれはと 箸が進み 

すべて食べ尽くしてしまっているのが ほんまモン


過ぎたるは及ばざるが如し