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2012年12月23日日曜日

神様の通り道

2012年4月6日

今年生まれた二人目の孫の「宮参り」に神宮に出かけた時のこと

朝8時49分

これから渡る「宇治橋」を連写していた

その時は気づかなかったのだが

今年1年の写真の整理をしていて 

「何やろ?」 と思われる影が写り込んでいた

まあ~レンズのホコリに光が被ったものだろうとは思うんやけど

宇治橋の中央部あたりに「モヤ」としたものがうかがえる
















天照大御神が「日別朝夕大御饌祭」のために外宮へお出かけになられるのかなと

自分勝手な解釈をしておきます

娘が結婚したとき夫君と神宮参拝に出かけた

あまり知られていないが御正殿参拝後 神宮司庁近くにある

子安神社」へも参拝した

おかげさまで 子を授かり お礼を申し上げることができました

ありがとうございます









2012年9月23日日曜日

秋分の日におもうこと

9月22日

秋分の日

「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」wikipedeiaとあり
秋分の日は毎年9月22日か23日になるらしい
春分の日も   3月20日か21日となるらしい

 計算法もあるようで ちょっと物知りになった

ちなみに 春の彼岸の「ぼたもち」は牡丹の花が咲く頃より

      秋の彼岸の「おはぎ」は萩の花が咲く頃に作り食べられる「あんころもち」だ


還暦を迎え すでに両親を見送り

先祖の偉大さにあらためて感心するのと 子や孫にその思いを伝えていく

あらたな課題が現れたような感もある

我が子達はまだ若く 「先祖」についてそれほどの拘りも 関心もなかろう


昨日は妻も休みが取れたので 二人で墓参りに出かけた

早めに出かけ霊園が混雑しないうちにという考えもあった

薄曇りでときおり日が差す程の天気で

気温も26度前後 

毎月墓参りに来ておるので 雑草も生えておらず

誰か「お参りに」来ていただいたのか お供えや 花が増えておった

ありがたいことである

墓前に線香を供え 家族の現在を報告する

神や佛に祈り 願いをするが

墓は先祖の安眠の場所 

今あるわれらがどう過ごしているか 報告の場所である

先祖の遺骨を「壺」にいれ そのままにしておるところが多いが

遺骨を布に包み 「自然に土に還す」が 本来の姿であろうとおもうのだが

我が家の墓には「骨壷」はない



2012年9月2日日曜日

両刀遣い ことばの御用 !!

両刀遣い

本来は「二刀流」の意味だ

わしら年代では「甘いもんも 辛いもんも」

両方いける意味やと 思うてた が しかし

最近の使われ方では

「バイセクシュアル」としての方が台頭してきとるらしいで

この焼酎は鹿児島県霧島産

「明るい農村のハツダレだ


300ml  44度  2500円

娘婿殿のおみやげである

ちょっとしたウイスキーより度数も高く

心して飲まんと へべれけになる

うまいぞ











時代が変われば使われ方も変化するのか

本来の意味と違う意味合いをもたせたり

曲解 誤解 誤用が目立つようになってきとるのは悲しい



伊勢 五十鈴茶屋のフルーツロールである

甘いもんが苦手ではあったが

最近「食の変化」が起きつつある

今まで口にしなかったもの

例えば ナス カボチャ である

ナスは特有の「灰汁」が喉を刺戟し 声が出なくなったことに由来するもの

カボチャは其の甘みと食感がアカンかった


甲状腺機能低下症になってからはホルモンの投与で

体質も変わったのか 食に変化が起きている


ナスやカボチャも調理法を変えれば灰汁や甘みも抑えられるし また

尚一層 材料自体の本来の味を際だたせることが可能や


はじめの言葉に戻ろう

「両刀遣い」 大小の剣を持ち戦う剣法またはその剣士 とある

面白いサイトを見つけた

「ことばの御用」!!

「本来の意味とは違って使われる言葉や文字」 誤用 誤読など・・・・

マスコミの誤用やよく調べもしないで使う言葉や文字

知ってるつもり

もう一度」よくたしかめて使いたいものだ









2012年8月19日日曜日

神都麦酒 プレミアム

今月2日
京都や神奈川から我家に子供たち 孫たちが集結した

初めて庭でバーベキューを楽しんだのは先日の日記に書いた

川崎に住む娘ムコ殿は酒やビールについて良く知っており
かなり飲めるので頼もしくもある

先日の「大集合」の際 
娘からリクエストがあった

幻のビール 「神都麦酒」の復刻版

プレミアム神都麦酒である

1年をかけて熟成したという其の味はとにかく「濃い!!」
アルコール度数も 9%と これまた高いのじゃ



500ml 1500円と お値段も高いが

まあ それなりの価値はある!

伊勢 角屋麦酒

伊勢の名物 「二軒茶屋餅」の老舗でもある
二軒茶屋餅は「赤福」が足元にも及ばないほど歴史があり
伊勢最古の餅屋でもある

神宮参拝の海の玄関 大湊から
瀬田川を遡った船着場に 
角屋と湊屋の二軒の茶屋があったことから ここを「二軒茶屋」と言うようになったらしい
明治5年には 「明治天皇」が神宮参拝の折 ここに上陸したことでも有名
餅屋のほか 醸造業もいとなみ
味噌 醤油 
近代では麦酒をも手がけていたらしい

そんな老舗の復刻版麦酒
試してみては いかがかな~?

2012年5月7日月曜日

NHK大河ドラマ 平清盛はどうなるんやろ?

伊勢平氏 現在の津市産品のうまれ
武士という”武力”集団を持って 時の権力者に取り入り
栄華を思うままにしたおとこ

NHK大河ドラマは見ていないから偉そうなことは言えん
視聴率が低迷し 危ういそうや

主役 松山ケンイチを食ってしまうほどの役者陣が これでもかと出ており
主役が見えん状態になっておる
主役が一番凡人

画面が埃っぽい
時代背景になじみがない 
脚本力不足などなど
多くの評価が寄せられる



殆ど見てないもんが言うべきことではないが
大河ドラマ視聴者の主力は高齢者が多い
見にくい画面を 必死になっつて見ようとする年寄りにはきつい映像なんやもしれんな

三重県ゆかりの人物で栄枯盛衰が顕著に現れた人
”平家にあらずば 人にあらず”と栄華を極めた
NHK大河ドラマ「平清盛」は視聴者になにを見てもらいたいのか わからん?
ドラマにテコ入れがあるのか









ところでなんも関係ないんやが
我家の”家紋”は「丸に並び矢」








家紋の謂れを紐解けば「矢や武器」が図案化されているのは 武士がルーツとか
清和源氏の末裔とも言われ この地方では 水軍ともいわれる
船を操るのに長けた一族であるやもしれん と亡くなった父が話していた

またぞろ 自分や一族のルーツを知りたくなってきた
家系図を作ってみようと思う



2011年12月31日土曜日

神明神社

伊勢志摩地方では注連縄を一年中掛けておく
注連縄自体は「天の岩戸」伝説から
天大手力雄命が天照大神を引っ張り出したあと
岩戸に再び入らぬよう縄で縛ったことに由来するらしい
俗界と神域を区別する 「結界」である


「七難即滅」
「七福即生」



急急如律令 きゅうきゅうにょりつりょう
中国の漢時代 朝廷からの公文書の最後に書かれたという
律令のごとく急いで知らしめ 行えという
道教と結びつき悪魔祓いの呪文と化した
セーマン
ドーマン

注連縄の張替えも終了
古い注連縄を持ち 「氏神さん」へ

「神明神社」である
神明は「神宮=伊勢神宮」を総本社とするもので
全国に4425社あるという
つまりここにお参りすれば 「伊勢神宮」にお参りしたことになる

神明神社縁起
遷宮記録

神明神社拝殿
この一年のお礼と
来る年の家内安全 娘の安産 
七難即滅・・・・


この一年わが家を守り続けてくれた注連縄
お礼を述べて集積所に置いておく
年越し詣りや初詣のかがり火の元となる
炎や煙と共に「天」にとどくのだろうか

良い年になって欲しいのはその通りだが
災が我が家族に降りかかることのなきよう願うばかり


2011/12/31 11:20 AM

2011年12月3日土曜日

平 清盛  NHK大河ドラマで!!

来年のNHK大河ドラマは「平清盛」

伊勢國 産品(うぶしな) 現在の三重県津市 産品で生まれたとある
元永元年(1118~1181)

NHK 放送開始は2012年1月18日 20時~

「平氏にあらずんば人にあらず」と平氏一門の隆盛を極めた人
源氏の視点から書かれた「平家物語」=作者不詳

貴族社会での覇権争いに乗じ「武士」の力を背景に
娘を天皇に嫁がせ 政治の世界でも力を誇示した

大河ドラマではどのように「清盛」が描かれていくのか
伊勢神宮 豊受大御神=外宮に「清盛楠がある

2010/04/04撮影
清盛が勅使(天皇の使い)として神宮に参拝した際
かぶっていた冠」がこの楠に触れ
冠が落ちそうになった事に怒り
枝を切らせたとの伝説がある


今日の新聞の折込に
NHK大河ドラマ総合プロデューサーの公演のチラシがあった

ドラマの成功はまず地元を煽ることからか
果たしてドラマはのるかそるか


2010年1月16日土曜日

女性の願い必ず1つは叶えます 石神さんへ



1月16日

最近 女性の間で話題に成っている
パワースポットとでも言うべきなのか
鳥羽市相差町の「神明神社 石神さん」へ行ってきた

妻を送り出し カメラを抱えて出発
午前8時すぎ
パールロードで鳥羽方面へ 相差(おうさつ)という地区にある
南鳥羽といわれ 風光明媚なところだ
新鮮な魚介類や夏は海水浴で賑わうところ


我が家からは30分もアレば着いてしまうが
この神社は初めて訪れる
場所は相差の町の中 長岡郵便局の坂を上り詰めたところにあった




神明神社は御神体を「伊勢神宮」とし

海産物や農産物の豊漁 豊作を祈願する



この参道に地元の海女や女性たちの絶大な信奉を集める

「石神さん」がある



御神体は

玉依姫命 で海神の「かみ」とされる
海に出て仕事をする海人には絶えず危険が伴う
そんな彼女たちの切なる生還の願いが篭るのだとも言う
海彦山彦伝説がおもいだされる

先月の日記で注連縄のことを書いていた



朝早いにもかかわらず
若い女性がお祈りしていました


海女が危険から免れ 無事生還できるようにと願う
ドーマンセーマンの御守
昨年結婚したわが娘にも買い求めました



恋みくじとやらも ありました

地元の海女さんが交代で神社のお守りをしているらしい
社務所にいらした 「現役の海女さん」
まだの~海にもぐっとんやわいな~と話してくれた

壁一面には訪れた有名人の色紙が貼られている

2009年12月17日木曜日

蘇民将来子孫家

12月17日



注連縄の掛け替え


師走も半ばを過ぎ
そろそろ年末年始の準備に取りかかる
我が家の玄関に架かる注連縄(しめなわ)
伊勢志摩地方では一年中お飾りしている

この時期新しいものを買い求め
古いものは年越し参りに 神社で焼いてもらう


注連縄は「天の岩戸」伝説から
縄を張り 二度と岩戸に入れぬよう括り付けたもの



以来清浄 潔白な物や場所を区別する目印となったとある
注連縄を 標縄とあらわすこともあるという
神域と現世を隔てる結界としたものらしい
転じて 自家に災難や疫病を持ち込まない神聖なものだ




伊勢志摩の多くの家では

蘇民将来子孫家」と書かれた木札がついている
七福即生
七難即滅

蘇民将来子孫の伝説




志摩の海女との関わり



木札の裏にはこんな印が書かれている



志摩地方は古来より海との関わりが深く
特に 「海女」はその典型的な存在だ
危険と隣り合わせの仕事ゆえ
まじないや 悪霊封じなどの風習は多い



白い磯着にこの印を黒糸で刺繍し
災難除けのお守りとして 現在に受け継がれている
白い磯着から黒のウエットスーツに様変わりはしたが
手ぬぐいなどに刺繍されているという



この印は陰陽道から由来したものらしく
陰陽師の
「蘆屋 道満」 あしや どうまん=ドーマン
「安倍 晴明」 あべの せいめい=セーマン
をあらわす



ドーマンは九字から 

四本×五本の線が交差する点を”目”とし
海中作業も絶えず見張り海女の安全を”見張る”意味を持つ



セーマン 五芒星

一筆書きが出来 
書き始めの”元に戻る”ことから
無事生還祈願を表すのだという


素戔嗚尊と牛頭天王
スサノオノミコト  と  ゴズテンノウ
については上記などにまかせるとして
伊勢志摩地方には「天王祭り」をするところが多い



牛頭天王は疫病や災難から民を守ってくれるが
大変な「大食漢と派手好み」らしく
この神様を護持するにはたいへんな物入りだったらしい
小さな集落や地域ではお祀りできず
村人が そっと船に乗せて流したという
それでお祀りする地域は
沿岸部や島または川に面したところなど
水に関わるところが多いのかな?
もうひとつの説としては 津島神社で
「天王祭」を終えてから お札が川に流された
そのお札が伊勢湾内 沿岸地域に漂着し
地元民がお祀りしはじめたとの謂れもある




この地域では
愛知県津島市の
津島神社」が総元締めである
津島の天王祭りは朝祭りの静寂と宵祭りの華麗さを併せ持ち
尾張の初夏の風物詩でもある



牛頭天王のわがまま 派手好みを現すがごとく
各地に残る「天王祭り」「蘇民祭」は荒々しさや華麗さを併せ持つ


余談



尾張津島神社の社紋  木瓜(もっこう=きうり)
野菜のきゅうりの切り口に似ているところから
祭り期間中はきゅうりを食べない 又は
余りに恐れ多いとし 輪切りにしないところもあるらしい




注連縄飾りにつけられているもの

稲穂
五穀豊穣のいのり 沢山の収穫を祈願

橙(ダイダイ)
家が代々続きますように 実が成熟しても落下しにくい果物

裏白(うらじろ)
心根の真っ白な清らかな心

ゆづり葉
若葉が成長し 古い葉が落ちる 親が子に代を譲る
長寿と引き継ぎの願い

藻(ほんだわら)
海の幸がたくさんとれますように
海草=藻をかる  儲かるの祈願

御幣 ギザギザの切り紙は雷=稲妻を表現する=光(明るさ)
古来より神は稲妻とともに現れる 
来る年が明るい年でありますよう