2010年12月8日水曜日

低温やけどに注意しよう

12月8日

身寄りのない高齢者の支援をしていたころのはなし


人間の体温計に目盛は42度までしかない(水銀)古いな~
それ以上の熱は余程のことがない限り
体温の上昇はないそうだ
体内以外でも外部から同じ部位に熱が与えられると
たんぱく質が変性しやけどになるそうだ
低温やけどの画像は「WEB]上にいくらでもあるので参照願うとして

さて 今回支援した患者さんは

右大腿部と左足首にやけど



原因は「電気あんか」による
低温やけどと診断された

糖尿病で体重もあり体位の変換もままならない
いきおい同じ部位に熱が集中し火傷となる
普通は血流がラジエーターの役割を果たし
熱の集中を防いでくれるのだが
高齢者や糖尿病患者は温度感覚も鈍くなるらしい

低温であっても長時間同じ部位に熱が当たると
水ぶくれや皮膚の深部に熱傷をおこす
普通の表面やけどとちがい
組織の深いところに熱が達するので
治りも時間がかかる

傷口が化膿するおそれもあるので
早めに専門医の治療をうけるべき

この方ご高齢で栄養改善の必要もあるとみられ
2週間ほどの入院措置となりそうだ

電気あんか 電子カーペット 電気敷毛布 カイロなどは
注意が必要だ
これから なおのこと寒くなる
高齢者や若い女性で冷え性の方は特に注意が必要だ
体を芯から温める生姜湯がよく効く
ノロウイルスにも効果があると専門家は言う
市販薬を飲むよりは 伝統のある治療法がいいかもしれない

極端に手足が冷え のどがいがらっぽく
下半身がむくみ 正座ができにくくなるようなら
甲状腺の検査をしてみるといい
自分自身が甲状腺機能低下症なので経験からいう
甲状腺ホルモンが出すぎれば バセドー病
その反対で出なくなれば 機能低下症だ
病院での血液検査を受けること

2010年12月5日日曜日

この一週間・・・



12月5日

しばらくこの日記も更新できんかった
所属する公益法人の仕事に追われた
覚悟はしていたが老いと 病とでお二人の”死”に伴う手続きや葬送を行った

お一人は90歳のご高齢で もう一人はガンで亡くなられた
ご兄弟や親類縁者がすでに他界されていたり
訳あって縁を切られていたり
わが組織を頼られる経緯は様々だ

独居老人の孤独死が取り沙汰される現代
”死”を通して考えさせられ
どう向き合うのか思いを巡らす一週間だった

2010年11月28日日曜日

蕪の千枚漬けと炒め物

11月28日


先日妻が職場の仲間達と松阪の農業公園
「松阪農業公園 ベルファームにランチに出かけた
「時のぶどう」のバイキングとおしゃべりが目的



その時おみやげに買ってきてもらったのが野菜
農家持ち寄りの即売所があり 新鮮なものが手に入る
白菜1個 蕪2本 ネギ2本 あさま小菜などなど
市価よりずいぶん安い
その蕪を「千枚漬け」にと妻よりのリクエスト
スライサーでうすくおろし
すし酢に昆布 鷹の爪 柚をいれ漬け込む
すし酢はすでに調味料が入っているのでそのまま使用する
むつかしく考えないでとりあえずやってみる



京都の「千枚漬け 」が有名だが
わざわざ買いに行く必要も お取り寄せも必要ない
我家の「千枚漬け」で十分なのだ
昨日もつくって 実験済み
上出来や 大変美味しゅうございました


葉は細かく刻んでごま油で炒める
しんなりしてきたら かつを節削り ごま 一味
つゆのもとで味を調製してできあがり


たっぷりあった 蕪の葉もどんぶりにおさまる
あつあつごはんに乗せてよし
酒のつまみにもなる

”かぶ”をまるまる使用したおかず2品
今夜の食卓にのせよう