2009年3月16日月曜日

いせうろん(うどん)

3月16日

午前中にかかりつけ医師で検診、血液検査の結果甲状腺の機能低下は数値が上がり「慢性甲状腺炎」と診断された 体内水分の代謝がうまく働かず浮腫みとなって残る
クスリの分量が増えた 一生の付き合いかな?

医院から帰り、腹がへったので「何んかない」?と冷蔵庫を物色したら」
「伊勢うどん」
があった
このうどんは江戸時代「おかげまいり」が勃発し、全国から伊勢神宮へ参拝客が殺到した、客の多さに
絶えず麺をゆで続け 腰のない麺が好まれた つゆはなく「いりこや鰹」で取っただしに 「たまり」を合わせて茹でた麺にからませるだけ 回転率アップの仕掛けとなったという

麺は極太で腰はない 茹では熱湯をくぐらせるだけでもいい


さっとゆでて
どんぶりに盛る やくみは「ねぎ」だけが正統派でやすあがり


伊勢うどんのたれ 県内のスーパーや食品点では必ず置いてある
製造メーカーにより多少味に違いがある


このたれば 煮物などにも使えて結構重宝するもの



きょうは豪華に「生わかめ」とたまごをトッピングした

志摩でも波切の人はうどんの「ど」が「ろ」になります
そやで「いせうろん」とあえて書かせてもらいました
あとはたれとよくからめて うどんをすするだけ
ああうまい 
県内の駅売店やドライブインでもうどんとたれをセットにして販売しています
おとりよせもあります


奥ちゃんが「いわしのひらき」を買ってきた
「暇人 これ酢漬けにしといて」とご所望あり
ハイハイ 奥様 かしこまりました
もう開いてあるので 一塩して余分な水分と臭みをとります





針しょうがと酢と砂糖をあわせて いわしを漬け込んだらおわり
数時間漬け込んだらどうぞ召し上がれ

2009年3月14日土曜日

ぶりのうんちく???


3月13日

マックスバリューでお買い物 メモした野菜や必要なものをかごに入れ
店内を物色していた わらさ(鰤=ぶり)の片身が鮮魚売り場で並んでいた
やく50cm以上はあるやろ  天然物
お値段880円・・ お買い得や
刺身にして 後はしゃぶしゃぶもうまい 二人なら十分の大きさや


ぶりは出世魚として大きさで名前が変わる
地方によりまたその呼び方も変わるらしい
生まれたてはだいたいどこも「じゃこ」
20cmくらいになると「ワカシ」「ツバス」
40cmくらいで 「イナダ」「ハマチ」
70cmくらいで 「メジロ」「ワラサ」
1mをこえると 晴れて「ぶり」と呼ばれる


さて本題 暇人の買い求めたものは半身で50cmくらい
すでに頭も尾もない物だった

この切り身も刺身をひいた後の残り
十分な大きさやな 「しゃぶしゃぶ」用に薄く削ぎきりにする

みずなや白菜なんか入れて 「しゃぶしゃぶ」と  たいへんおいしゅうございました


よく「生簀割烹」などと書かれた看板の店があるが 
生簀からあげてその場で調理したものは 身が硬すぎて”うまくない”
烏賊などは色が変化するさまを見ながらもうまいが
こと 刺身は捌きたてはくえるもんやない
口の中で「ゴジゴジ」して魚本来の”うまみ”が出てこん
魚は生〆して5~6時間過ぎたあたりから”うまみ”を出す
さばきたてなんか「新鮮」を呪文のまやかし
もちろん人には好みがあり、感性も違うので一概には言えないことではあるが
私は遠慮しておく
人によれば「肉や魚は腐る手前が一番うまい」ともいう
私も同感!

ホワイトデー??
なんやようわからんが バレンタインデーにチョコレートを戴いたので
お返しをせんといけません
また「暇人特製パン」を焼いてお返しすることにしました

うまく焼けたようです うう~ん
ええ匂いや 

2009年3月12日木曜日

いせえびの町 浜島へ

3月12日

朝から天気が良いので体がうずく ここ2.3にち曇りばかりで風も強かった
晴れている間にと思い カメラ片手に出かけたが
行くあてはなし 前回大王町の河津桜を見に行ったので
今日は久しぶりに浜島へ向かう
浜島は「いせえびの町」宣言をしているところ
町の入り口では 大きな「いせえび」がお出迎えしてくれる



千葉県と並びいせえびの出荷が多い
いせえびの薀蓄はどうでもいいが いそ(磯)えび→いせえびになったとの説もアル
一気に町中をはずれ より南へ向かう
南張(なんばり)地区 ここは メロンの栽培で有名なところ
山に挟まれ一年中温暖な地形を利用してメロンを作る 
高級メロンとして大阪や名古屋に出荷される
南張海浜公園

シュロの木が立ち並びいかにも南国らしさが漂う風景
夏は海水浴やキャンプでにぎわう

太平洋に臨む砂浜も今は「誰もいない海」です

再び浜島に戻る
南張と浜島の間のトンネルを抜けると絶景地「磯笛峠」があり
熊野灘(太平洋)を一望できる
ここにあるのが「つばすの鐘」 つばすは出世魚「ぶり」の幼名

将来の成功や結婚を誓い合ったカップルが訪れ 鐘をならす
あなたもいかが?


全国夕日百選にも選ばれた夕日をみる絶好地でもあります


ここに日が沈むさまを想像あれ!!

町中へ移動するとこんなモニュメントがにこやかにお出迎えです
いせえび王国の 王様だ!!

びん玉ロード
昔プラスチックや化学製品がなかったころ
漁師達は 
網を張ったりかごをつるしたりするのに「おけ」を使っていたが
ガラスが普及するにつれ ガラスで玉を作り「浮き玉」として使い始めた
化学製品が出現しビン玉もその座を譲った


昔の名残 びん玉をモニュメントにし
海沿いの道に設置した この玉には照明が仕込まれ
夜の帳が訪れるころ ほのかに散歩道を照らす
「いせえび」たべたい けど値段が高い 
一度は本場伊勢の海の「伊勢海老」をたべてんか!!