2012年1月1日日曜日

かみかぜの伊勢の内外のみやばしら

かみかぜの 伊勢の内外のみやばしら
      
    動かぬ国の しづめにぞたつ
                    
        明治天皇御製 明治三十七年

志摩地方は曇り空
  我が家の窓から見た
    平成24年1月1日の太陽


一人で過ごす大晦日 元日
 いつもどうり よる10時には風呂に入り
   11時には床に付いた

普段と違うことをすれば 余分な労力がいる
当たり前のように過ごせることが一番
また 当たり前のように過ごせることが しあわせ

時間は人間の作った概念 方便
一瞬一瞬のつみかさねにすぎない

ことしもこんな調子で日記がはじまった

きのう キッチンの換気扇フィルターなどを掃除した
油汚れがひどい

油汚れ専用 「マジックリン」を使ったが
油がスポンジやステンレスたわしに移動するだけ
そこで色々考えたあげく
洗濯洗剤を使ってみたら
アラふしぎ
なんの手間もなくきれいさっぱり
液体洗剤のような「混ぜるな危険」もあらへん


皮脂汚れを引き剥がし洗い上げることを
研究してきた歴史があるんやろな
これはびっくり

きれいになると嬉しいもんです
IHヒーターやオーブンレンジ 魚焼きグリルも試してみよう
正月早々 ゴキブリ亭主 じじいか~
まあなんでもええわい
ほんなわけで お掃除します


2011年12月31日土曜日

神明神社

伊勢志摩地方では注連縄を一年中掛けておく
注連縄自体は「天の岩戸」伝説から
天大手力雄命が天照大神を引っ張り出したあと
岩戸に再び入らぬよう縄で縛ったことに由来するらしい
俗界と神域を区別する 「結界」である


「七難即滅」
「七福即生」



急急如律令 きゅうきゅうにょりつりょう
中国の漢時代 朝廷からの公文書の最後に書かれたという
律令のごとく急いで知らしめ 行えという
道教と結びつき悪魔祓いの呪文と化した
セーマン
ドーマン

注連縄の張替えも終了
古い注連縄を持ち 「氏神さん」へ

「神明神社」である
神明は「神宮=伊勢神宮」を総本社とするもので
全国に4425社あるという
つまりここにお参りすれば 「伊勢神宮」にお参りしたことになる

神明神社縁起
遷宮記録

神明神社拝殿
この一年のお礼と
来る年の家内安全 娘の安産 
七難即滅・・・・


この一年わが家を守り続けてくれた注連縄
お礼を述べて集積所に置いておく
年越し詣りや初詣のかがり火の元となる
炎や煙と共に「天」にとどくのだろうか

良い年になって欲しいのはその通りだが
災が我が家族に降りかかることのなきよう願うばかり


2011/12/31 11:20 AM

2011年12月30日金曜日

かきを佃煮にする



お隣さんから牡蠣を頂戴した
大きくはないが
身の締まったプリプリのもの

妻は「牡蠣」が苦手なので
自分用と娘夫婦が年明けに来るので
日持ち対策として「かきの佃煮」にする
よく洗って熱湯をかける
殺菌と臭み抜きのためだ

鍋に酒を入れ沸騰させアルコール分をとばす
生姜を刻み 砂糖かザラメをつかう
最初に砂糖で煮ないと「甘み」が届かないし
日持ちもしない
沸騰したら「たまり醤油」をいれる
適度に甘みやまろやかさがある
 
 
煮立っつたら火力を落とし
汁けがなくなるまで煮詰める
今回は山椒の塩漬けがあったのでそれも加えた


プリプリの歯ごたえと
生姜と山椒のアクセント
試しに使ってみた「黒こしょう」も効いてる
いい出来です
日本酒にはよくあう



たつくり
わたしの「たつくりは」砂糖けがない
カリカリ サラサラのもの


フライパンで十分に炒って水分を飛ばす
この手間をやらないとカリカリ サラサラは程遠くなる

味付けは「創味のつゆ」をまわしかけ
一味や七味で調整するだけ

Simple is Best!!

今年もわが家には「正月」はない
妻はおかげ横丁での年越し勤務
ご苦労様です

きのう29日が今年最後のお休みでした
来年10日までお休みがありません
責任ある立場とはいえ
ちょっとひどいな

体を大切に
ねぎらい やすらぎを
心がけねばなりません
ごくろうさまです