妻が今年最後の休みの日だった
31日からは例年通り年越し勤務となるし
来年1月1日も 夜8時以降の帰宅となる
今年最後の夫婦で過ごせる時間をと思い
豊受大神宮(外宮)
倭姫宮
月読宮
伊雑宮と神宮関連の別宮 摂社 末社 所管社をめぐる
妻も店を訪れる方々から神宮について尋ねられることも多いという
所在地やいわれなど知っておいて損はない
伊勢の地に住むものに取り「当然知っていること」と
来訪者はたずねてくる
チョット知識があるのとないのでは説得力が違う
そんなわけで夫婦で神宮関連の神社巡りに出かけた
内宮は二人で何度かおとずれ それなりに覚えがある
外宮は今までそれほど訪れる機会もなく
知らないことも多いという
外宮御正殿入口
もうすぐ年末年始のお参りがどっと押し寄せる
神域のあちこちでは準備に余念がない
押し寄せる参拝客をさばくため
普段は開かない塀などに通路が造られたり
綱が張られたりしている
12月に入り外宮内宮ともぐっと参拝客数が減少している
年末年始の準備に忙しいのか
年越し参りで来ることにして 出控え変えているのか
いずれにしろ12月は参拝客が極端に少なくなるのだ
ご正殿手前の通称「三つ石」
川原祓所といい 遷宮の時お祓いをするところだが
最近パワースポット として人だかりがするようになった
神宮側としては迷惑な話だという
御正殿から別宮への参道に掛かる橋
通称「亀石」この方向からみると
亀にみえる 縁起のいい橋
御正殿内は撮影禁止だが 唯一外から御正殿の屋根がみえるところがある
それがどこか 探してみるのもおもしろい
清盛楠
神社の神域内にはなぜかしら
楠が必ずと言っていいほどクスノキが存在する
どうしてなのか調べてみる価値もありそうだ
平清盛が勅使として参詣の折 被っていた冠がこのクスノキに触れ
冠が脱げてしまった 怒った清盛はこのクスノキを切らせたという謂れがある
枝だけ切ったか 幹から切ったのかは定かではないが
新しく芽が出てご覧のような大木になっている
豊受大神宮をあとにして
倭姫宮へ向かった
倭姫宮は神宮を「伊勢の地へみちびいた神」としてしられる
倭姫宮
つづいて月読宮へ
月読宮 月読宮荒御魂 伊邪那岐命 伊邪那彌命 四柱をお祀りする
参拝後妻が気づいた
「紫式部」と「クチナシ」
とくに紫式部は初めて見るものでした
ここにも巨大なクスノキがありました
大きさを比べるため妻をそばに立たせてみた
やはり大きい
同じ神域内にある
「蘆原神社」
古くはこのあたりまで五十鈴川の蘆原があった名残とか