2010年12月31日金曜日

2010年 ふりかえみれば



2010年もあと数時間で終わろうとしている

それなりにいろいろあったが

無事今日の日を迎えることができた

きたる年がより良い年であることを願いつつ

拙いブログに 数々のご意見をいただいた皆様

ご訪問いただいた皆々様 

ほんとうに

ありがとうございました

2010年12月30日木曜日

ひとりぼっちの 年越し準備

12月30日

ことしもあと二日を切ろうとしている
毎年のことだが年末年始は一人だ
大晦日から年越しをして勤務する妻
仕事とは言え とれだけご苦労様と言っても
気が収まらない ありがとうございます

ワシといえば今年6月からはじめた仕事
身寄りのない高齢者の命と向き合う
今月も病気や怪我で二人の方が
病院のベッドで年越しをすることになりそうだ
急変なきことをねがうばかり


二日続きで鍋物だったので
きょうは手を変えてみた
ちらし寿司 
早い話 昨日の残りご飯に手を加えた物
錦糸卵 薄焼き卵で包んでもいい







先日一本買いした イナダ ¥380
そのアラ炊きをしてみた






レンコンはスライスして 酢水に晒し
レンコンのきんぴらと 酢の物にしてみた
結構いけるやん
うまいがや


今年 背丈が伸び過ぎて手に負えなくなりそうなので
先端部分を切り落とした サザンカ
みごとに花をつけておる
うまいぐあいに 早く咲く花と つぼみ
時間差で花を付け続けてくれる
冬の殺風景な庭にいろどりをそえてくれる
娘からもらったミニバラも咲き続けてくれる
ありがとう

毎年のことながら掛け替える 注連縄
志摩地方は一年中玄関にかかっておる





ことしも新しいものを買い求め
我家に 悪しきものが入らぬよう 結界とする
先日の神宮参拝と合わせ
離れて暮らす子や孫や 一族が 無事過ごせますよう
願いを込めて注連縄を飾った




年末のテレビ番組 大晦日といえば紅白歌合戦やが 興味なし
また映画ですごすことになりそうやな
それにしても 地上波番組のくだらなさには辟易する
世間の流れをとやかく言うつもりはなし
ただ 自分の時間が実りあるものであればいいこと
年越し勤務の妻が無事1月1日に会えることを願うのみである
いろんなことがあったが まあ何とか過ごさせていただいた
関わりいただいたすべての方々やご先祖様に感謝
ありがとうございます



2010年12月29日水曜日

今年最後のお休み

12月28日

妻が今年最後の休みの日だった
31日からは例年通り年越し勤務となるし
来年1月1日も 夜8時以降の帰宅となる

今年最後の夫婦で過ごせる時間をと思い
豊受大神宮(外宮)
倭姫宮
月読宮
伊雑宮と神宮関連の別宮 摂社 末社 所管社をめぐる
妻も店を訪れる方々から神宮について尋ねられることも多いという
所在地やいわれなど知っておいて損はない
伊勢の地に住むものに取り「当然知っていること」と
来訪者はたずねてくる 

チョット知識があるのとないのでは説得力が違う
そんなわけで夫婦で神宮関連の神社巡りに出かけた
内宮は二人で何度かおとずれ それなりに覚えがある
外宮は今までそれほど訪れる機会もなく
知らないことも多いという


外宮御正殿入口
もうすぐ年末年始のお参りがどっと押し寄せる
神域のあちこちでは準備に余念がない
押し寄せる参拝客をさばくため
普段は開かない塀などに通路が造られたり
綱が張られたりしている



12月に入り外宮内宮ともぐっと参拝客数が減少している
年末年始の準備に忙しいのか
年越し参りで来ることにして 出控え変えているのか
いずれにしろ12月は参拝客が極端に少なくなるのだ

ご正殿手前の通称「三つ石」
川原祓所といい 遷宮の時お祓いをするところだが
最近パワースポット として人だかりがするようになった
神宮側としては迷惑な話だという



御正殿から別宮への参道に掛かる橋
通称「亀石」この方向からみると
亀にみえる 縁起のいい橋







御正殿内は撮影禁止だが 唯一外から御正殿の屋根がみえるところがある
それがどこか 探してみるのもおもしろい


清盛楠
神社の神域内にはなぜかしら
楠が必ずと言っていいほどクスノキが存在する
どうしてなのか調べてみる価値もありそうだ

平清盛が勅使として参詣の折 被っていた冠がこのクスノキに触れ
冠が脱げてしまった 怒った清盛はこのクスノキを切らせたという謂れがある
枝だけ切ったか 幹から切ったのかは定かではないが
新しく芽が出てご覧のような大木になっている




豊受大神宮をあとにして
倭姫宮へ向かった
倭姫宮は神宮を「伊勢の地へみちびいた神」としてしられる





倭姫宮





つづいて月読宮






月読宮 月読宮荒御魂 伊邪那岐命 伊邪那彌命 四柱をお祀りする




参拝後妻が気づいた
「紫式部」と「クチナシ」
とくに紫式部は初めて見るものでした



ここにも巨大なクスノキがありました
大きさを比べるため妻をそばに立たせてみた
やはり大きい




同じ神域内にある
「蘆原神社」
古くはこのあたりまで五十鈴川の蘆原があった名残とか




神宮内宮の別宮として格式も高い



神域をはいり 右手にある通称「きんちゃく楠」

多くのコブや苔生した様が年代をものがたる



伊雑宮入口に道を挟んで建つ「剣道場」

風格のある佇まいにおもわず写真を撮った



伊雑宮御正殿
ここは日本三大御田植祭をするお社として知られており

毎年6月24日には 「御田植祭」が盛大に行われ

近郷近在からの多くの参拝者をあつめる
結婚して30年が過ぎるが地元をゆっくり見て回ったり案内したことはない

灯台下暗しの最たるものである

ついつい地元のことは「知ってるつもり」としてしまうが

「地元民が地元を一番知らない」 のかもしれない

二人でそんなことを話しながら家路についた

これからは地元探訪もふたりの楽しみとなりそうだ

毎年正月のない夫婦にとって こころやすらぐ一日を過ごせた

ありがとうございます

2010年12月26日日曜日

なかむら珈琲 伊勢河崎

12月25日

数年前から妻の仕事の関係でお付き合いをいただいている
伊勢河崎「なかむら珈琲」中村雅則さんを訪れた
コーヒーマイスターの資格を有し
伊勢の市民講座や五十鈴塾などでも講師をされておられる方



伊勢河崎は伊勢のだいどこ=台所として明治まで隆盛を極めた
伊勢の住人や神宮を訪れる方々の物資供給と物流の中心地だった

伊勢の港から勢田川沿いは海の玄関口として
文化物流の拠点でもあった

海運から陸運に様変わりし かつての活気はなくなりつつあるが
住民が生活していて 当時のすがたそのままに存在している
勢田川沿いに残る大倉庫群は当時の隆盛を彷彿とさせる
伊勢河崎商人館を中心に町並み保存につとめている


その河崎で自宅を改造し 珈琲工房を営んでみえます
玄関を1歩入るとコーヒーの焙煎機や豆
珈琲を淹れる器具などが目に飛び込んできます

日本庭園に面した茶房はノスタルジックな世界へ連れていかれるよう



いつも中村さんご夫婦のあたたかいおもてなしに
こころやすらぐひとときと ご主人こだわりの珈琲をいただく
ここにはメニューはない 自分の好みを言うと
ストレートであったりブレンドをその場でしてくれる
珈琲を愛する者がなせる技でもある

お水や砂糖やフレッシュミルクなどは出てこない
中村さんが私のためにこころをこめて淹れてくれる珈琲があらわれるだけ
時間があれば珈琲の話もしてもらえるが
この日は焙煎中で片時も目を離せない時であった
モカとモカジャバをいただく
飲み比べてみよと言われる
芳醇なかおりとジャバの苦味がかすかに残る

以前頂いたコーヒーの木
大きくなりました
次々新芽を出し 幹も太くなってきておるようです

中村さんこだわりの珈琲から選られて
おメガネに叶わなかった豆たち
家庭菜園や脱臭用として頂戴した
家でオーブンで炭化させ炭としてつかうことにする
おかげさまで 家中 珈琲の香がただよっています




香り高いひとときをありがとうございます

なかむら珈琲

   伊勢市河崎2-27-1


より大きな地図で なかむら珈琲 を表示

2010年12月24日金曜日

我が家族 年末は



きょうはクリスマスイブだという
我が家族は正月 お盆 クリスマスなどといった習慣はない
客商売という環境に生まれ育ち
正月や 盆など家族が揃って休むなどの覚えはない


巣立った子供たちも 息子は中華の調理師
娘は夫婦で大型コンピュータのSE
息子の妻は看護師

妻は神宮界隈の喫茶店で責任者
私は息子の妻同様 いのちと向き合う仕事に身を置く

まあこの先も正月やお盆で一家が顔をそろえることはないだろう
世間が盆暮れで集まっている頃でも
我々と同じく 社会の片隅でそれを支えている人がいる

今年もあと わずかとなりつつあるが
家族が皆健康で穏やかな新年を迎えられるよう
祈るばかり
やっと年賀状をつくり 出し終えた

2010年12月23日木曜日

その後の トマト

12月22日

先月19日トマトの苗を見つけたことを書いていた

その後も成長を続け背丈も50センチに成らんとしておる
花は咲くのか?
実はつけるのか?
見守っておる


こうなりゃ どこまで成長するのか
見てみたくなるのが心情
太陽の光を当て
水分の補給をし
適度に肥料も与える


楽しみ

2010年12月19日日曜日

新しき門出



12月19日


12月18日
先月の姪の挙式に続き 甥の結婚式
朝7時25分の名古屋行近鉄特急にのり
名古屋へ

式場はJR名古屋駅にある
マリオットアソシアホテル
52階建てだと聞いた

ホテル17階の式場で挙式
土曜日とあり フロアは式服の人で大変な混雜
午前午後と多くの挙式をさばくのだろう

本日の主役 甥っ子は
幼い頃から学業や肉体的素養にも秀でた子供だった
名古屋大学を卒業 デンソーに勤務する技術者である
赤ん坊の頃から我が家の子供達とあそび
その成長を思うと我が身も歳月を重ねたことに気づく

妻4姉妹の3番目の姉の長男だ
先月の姪の結婚式につづき また兄弟が顔をそろえた
先月花嫁の父をつとめた義兄も きょうは肩の荷を下ろしたのか
大変元気だった 愛用のカメラで撮影しまくっていた

甥のお嫁さんは女子アナの松本志のぶ似のうつくしい人
優しさが顔に満ち溢れている
お似合いのいい夫婦に成れるよ!

兄弟姉妹 親戚一同があつまれば
ああ~歳いったな~
腰がいてえ 膝がよ~と 
衰え行く肉体の品評会

次の世代の若者を育て上げるに尽くした労苦が
一人ひとりに染み入るヒトコマでもあった

2010年12月12日日曜日

鯛の蒸し鍋



12月12日

昨年買った 土鍋用の「蒸し目皿」
今年も大活躍しそうや
尾頭 25センチくらいかな
夫婦で食べるには充分な大きさ






今回は頭は煮付けのリクエストがあったので
甘辛く煮つけて ご飯のお供にした

土鍋に昆布の端切れを入れて熱し
目皿を置いて もやしや水菜を敷く
湯気が充分鍋全体に行き渡るよう間隔も開けておく


最近はスルメイカが大漁で安い
この日も1パイ¥100ほどやった
ワタを取り 胴をぶつ切りにした
ゲソはくちばしを取り適当な大きさに



鯛は二枚に下ろした
野菜の上に並べて置き 
イカ 豆腐 冷凍椎茸 練り物など冷蔵庫に眠るものを
何でも乗せてみる ポン酢で食す
今最高に「うまい」と思うのが「馬路村のゆづの村」
大根おろしや七味 黒七味などでアクセントを付ける
蒸しあがり 一口頬張る
「んん~~」 うまい~
夫婦でおいしいね~と思わずことばがでる
ホンマにうまいもんは う~ん~しか言わん
きょうもごちそうさんどした
メタボ体型変わりまへんな~

2010年12月11日土曜日

さざんか

12月11日

久しぶりにゆったりとした朝が過ごせる
しばらく庭の木や花にも眼をやる余裕がなかった
2~3日前から 「さざんか」が花開き始めた
今年は夏場に木の剪定をした
上に伸びると手入れがしにくくなり
年をとると脚立を使ったりの 足元が不安定になる
その前に上に伸びる分を切り詰めておくことにした

植物は上に伸びるのをやめないので新しい枝が脇から生えてくる
今年の花付きもまあまあ良さそうや
ひと月ばかり花を楽しめそうやね
ありがとう

大輪の薔薇
おおよそ18センチくらいはあろうか
黄色と縁のうすいピンク色のグラデーションが日々変化する
今年も沢山の花を有難うね
枝を切り詰め お礼肥えと消毒をしておきましょう
母の日に娘から送られてきたミニバラが大きくなった
この時期殺風景な庭に 彩りを添えてくれる
あなたにもお礼肥えと消毒をしましょう
また来年 楽しませていただけますよう
ありがとう
ありがとう
ありがとう

2010年12月8日水曜日

低温やけどに注意しよう

12月8日

身寄りのない高齢者の支援をしていたころのはなし


人間の体温計に目盛は42度までしかない(水銀)古いな~
それ以上の熱は余程のことがない限り
体温の上昇はないそうだ
体内以外でも外部から同じ部位に熱が与えられると
たんぱく質が変性しやけどになるそうだ
低温やけどの画像は「WEB]上にいくらでもあるので参照願うとして

さて 今回支援した患者さんは

右大腿部と左足首にやけど



原因は「電気あんか」による
低温やけどと診断された

糖尿病で体重もあり体位の変換もままならない
いきおい同じ部位に熱が集中し火傷となる
普通は血流がラジエーターの役割を果たし
熱の集中を防いでくれるのだが
高齢者や糖尿病患者は温度感覚も鈍くなるらしい

低温であっても長時間同じ部位に熱が当たると
水ぶくれや皮膚の深部に熱傷をおこす
普通の表面やけどとちがい
組織の深いところに熱が達するので
治りも時間がかかる

傷口が化膿するおそれもあるので
早めに専門医の治療をうけるべき

この方ご高齢で栄養改善の必要もあるとみられ
2週間ほどの入院措置となりそうだ

電気あんか 電子カーペット 電気敷毛布 カイロなどは
注意が必要だ
これから なおのこと寒くなる
高齢者や若い女性で冷え性の方は特に注意が必要だ
体を芯から温める生姜湯がよく効く
ノロウイルスにも効果があると専門家は言う
市販薬を飲むよりは 伝統のある治療法がいいかもしれない

極端に手足が冷え のどがいがらっぽく
下半身がむくみ 正座ができにくくなるようなら
甲状腺の検査をしてみるといい
自分自身が甲状腺機能低下症なので経験からいう
甲状腺ホルモンが出すぎれば バセドー病
その反対で出なくなれば 機能低下症だ
病院での血液検査を受けること

2010年12月5日日曜日

この一週間・・・



12月5日

しばらくこの日記も更新できんかった
所属する公益法人の仕事に追われた
覚悟はしていたが老いと 病とでお二人の”死”に伴う手続きや葬送を行った

お一人は90歳のご高齢で もう一人はガンで亡くなられた
ご兄弟や親類縁者がすでに他界されていたり
訳あって縁を切られていたり
わが組織を頼られる経緯は様々だ

独居老人の孤独死が取り沙汰される現代
”死”を通して考えさせられ
どう向き合うのか思いを巡らす一週間だった