2011年1月11日火曜日

アコヤ貝の貝柱 ことしもいただきました

1月11日

数日前ご近所で懇意の方から
アコヤ貝の貝柱(真珠貝)をちょうだいした
子供の頃からの好物で志摩の冬のグルメ
最近は真珠養殖も景気低迷や水質環境の変化からか
その生産量もだんだん少なくなってきている

真珠を生産しても売れない 水質が悪くなり
母貝の死亡や品質が低下し いい真珠が出来なくなる
そんな中でも志摩の冬の名物
「貝柱」「的矢牡蠣」「あのりふぐ」が知られている

貝柱は年々価格が高騰し 今や高級食材となってしまった
我家では買ってまで食べられるシロモノではなくなったので
じっと我慢の子であった




ちょうだいした半分は刺身として
残りは炊き込みご飯にした



地元民でもなかなか口に出来ない物
たいせつにいただかなければならない
ご飯はふだんより多めに炊いて
妻のお昼の弁当としておにぎりにして持たせた



炊き込みご飯もさしみも大変おいしゅうございました
ありがとうございます

アコヤ貝を剥き 真珠を取り出す際
稀に出てくるのが「ケシ」といわれる 天然真珠
海中のゴミや石がアコヤ貝の外套膜と共に体内に取り込まれ
真珠層を形成した物
大きさは ゴマ粒位からせいぜい数ミリのもの
真円真珠養殖はこの原理を応用し真円の貝から作った「核」を
外套膜と共にアコヤ貝の体内に挿入し養殖するもの

明治の野望家 研究者が見果てぬ夢の末結実した「真円真珠」
見瀬辰平 西川藤吉 御木本幸吉の栄誉を讃えたい