2016年3月10日木曜日

伊勢志摩サミット開催地 知られざる賢島

今年5月26.27日 志摩市阿児町神明賢島で

「伊勢志摩サミット」が開催される

サミットとは「頂上」 ラテン語で「最高」を意味するという

世界の先進国首脳が集まり 国際社会の問題 

平和と繁栄について意見交換をする場であるらしい


主会場となるであろう 「志摩観光ホテルベイスイート







このホテルの近くに忘れ去られようとしている

「金毘羅さん=金刀比羅宮」がある

古くから海上安全の守り神として信仰を集めてきた

おそらく鳥羽分社からの分社であろう






社殿への階段


賢島金毘羅さん社殿


賢島サミットが早く無事に終了してほしい地元民の願いを込めて参拝した

賢島は「真円真珠」発祥の地でもあり

多くの方々が挑戦し 

夢破れて失意を味わった人 

またその犠牲となった「アコヤ貝」があることを忘れてはならない


賢島遊覧船乗り場近くに

「円山公園」がある

近鉄観光船切符売り場と中義水産の間に「道標」があり

小高い丘へと続いている

そこには 「養殖による真珠」に命をかけた二人の研究者

西川藤吉

見瀬辰平



「量産体制」を完成した御木本幸吉 の名が刻まれた頌徳碑と真珠貝供養塔がある




知られざる「賢島」を訪ねてみるのも意義があるだろう

賢島周辺は連日工事が続き 

警察官や機動隊 私服警官による巡回警備が厳しくなりつつある




報道では華やかに「伊勢志摩サミット」と話題を提供しているが

地元民は不安や規制による束縛から一刻も早い解放を願うばかりである

私もサミットによる地元の変化を出来る限り記録しておきたい思いがある