2013年9月20日金曜日

名月を詠む 神宮に因みて

ちはやぶるいすゞの宮のますかゞみ くもらぬ御代をてらすとぞきく
                (夫木和歌抄 三十四神祇 大納言雅忠卿)





神風や朝日の宮のみやうつし かげのどかなるよにこそありけれ
         (玉葉和歌集 二十神祇 鎌倉右大臣)


台風一過 朝晩めっきり涼しく感じられるようになった

空気も澄み 月や星のすがたも鮮やかさが増してきた

10月2日は「遷御の儀」

常若の神宮は また新たな遷宮へ向けて時を刻み始める